2016年2月5日金曜日

16. マルタで借りたAVISのレンタカー

マルタのバス料金は距離に関係なくチケットを購入してから2時間以内は1.5€。

ポパイビレッジから1回乗り継ぎヴァレッタへ行き、ヴァレッタの郵便局に立ち寄った後

チケットを見ると15:17まで有効だったのでそのチケットを見せてさらなる乗り継ぎ、

15:04にX5の空港に行くバスに乗車しました。

こういう乗り方をしているとバス代がとっても安く感じます。

乗車後すぐにバスは発車、15:35に空港に到着しました。


ターミナル2で下車し、AVISレンタカーの受付カウンターへ。

今回は出発前にAVISのウェブサイトから直接オートマ車を予約していきました。

手続きはあっという間に終わりました。(15:51)

4日間のレンタカーにプロテクション&カバーチャージ込みで予約していた内容
書面にサインをするように渡され、それを見ると申し込んでいた時の料金より高いので

スタッフに聞くと、ガソリンエンプティー返しだそうでその料金が加算されていました。

後で聞いたのですが、ガソリンは満タン返しの方が借り手には得だそうです。

もし、出来るようならば「ガソリンは満タン返しにする!」と、交渉した方がいいとか。

マルタ国際空港のAVIS の場合はガソリンは空で返すのが基本なのかもしれませんが…。

今回予約の際に車には WIFI がついているという条件だったので

使い方を教えてもらおうと聞いたところ、「今は使えない」って言うのです!!何だよ!

予約確認のには「Mobile WIFI Selected」となっているのになんてこった!イラッ!

ナビはオプションになります。

予め MAPS.ME というオフラインで使えるナビアプリを入れてきていたのですが、

WIFI があるかないかで安心感は全然違いますよね。少々不安になってきました。

4日間のレンタカー代が68€、フルカバーの保険が88€、ガソリンチャージが26€、

合計金額が182€(約22,750円)で、最初にメールでもらっていた額より高くつきました。

もっと突っ込んで話を聞いて解決しておけばよかったのですが、

マルタで初めての運転が始まる前で焦っていて出来ませんでした。

空港ターミナルからマイナス1階へ降り、教わっていた駐車場へ。

レンタカーの駐車場へ

戻りはこちらから進入します。
これが今回借りた車
Mini Kia Picanto 
AVISで借りてもこんなにぼろい車しかないのか?と疑いました。

シートもシミがあり、お世辞にでもきれいとは言えない車でした。

この車に免責以外でフルカバーの保険なんてかけなくても良かったかも…

この車にWifiなんてついてるはずないな、という感じです。

古すぎる!こんなに古い汚いレンタカーは初めてです。

運転し始めて、前の窓ガラスが曇っているのが気になりワイパーを回したほど。

鍵も窓も全てが手動。(4ドアとトランク、全て閉めていかないといけない。)

手動の窓をくるくる回して開けていたら先っぽが外れる始末。

シガーソケットが壊れていなくてよかったです。

MAPS.ME
日本を発つ前にこのアプリをインストールし、さらにマルタ共和国の地図をインストールしていました。

これがとても便利過ぎ!車を借りてからは私の旅行中の相棒でした。

歩いて観光する時も使えるので、最初からこれを使っておけばよかった、と思ったほど。
オフラインで使えるナビ
スマートフォン車載ホルダーをフロントガラスに取りつける
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 しっかりと吸盤がフロントガラスに固定出来る。
スマホは最大8cmまでのサイズなら入り、回転も自在。

シガーソケットを外し、カーチャージャーを差し込む
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それにしても、汚い車内でしょう?!


住所もしくは施設を入力してルートを確認して、スタート!

ナビは英語、すごく早口ではありますが、ちゃんと誘導してくれます。(ホッとしました。)

ただし、工事中の道や事故などはこのこのナビでは気が付かないようで、

進入できない工事中の道へ誘導したりすることはありましたが、とても便利でした。

大手のレンタカー会社でもマルタのような島国で、きれいな車が借りられるとは思わない方がいいですね。

今年の夏も島国に行き、レンタカーをする予定ですが、期待しないで行こうと思います。

(2016年2月の為替レートは1€≒125円)

15. ポパイビレッジからヴァレッタへ

ヴァレッタ行き41(13:28乗車)に乗り継ぎました。

マルタ共和国の水は引用しない方がいいのでお水は必須です。

事実かどうか分かりませんが、マルタの水には水銀が入っているとか。

水道の水は薄っすら茶褐色なので、飲む気もしません。

台北のホテルでもらっていたお水、持って来てよかった
ちょうど1時間後の14:28にヴァレッタに到着。

ヴァレッタのバスターミナルには翌日から始まるカーニバルの山車がでてきています。

嬉しいことに今回私がマルタに滞在している期間中にカーニバルが開催されるのです。

ヴァレッタのバスターミナル前に準備されている山車
昨日は閉まっていて送れなかった郵便物を持ってヴァレッタの郵便局へ。


郵便局、見た目が落ち着いていて分かりにくかった
左の建物が郵便局

日本に送るポストカードは0.86€になります(2016年2月時点)。

ポパイビレッジで貰った絵葉書を家族宛に送りました。
Auberge de Castille オーベルジュ ドゥ カスティーユ/首相官邸
違う角度から。左が郵便局。
  
 町全体が世界遺産の首都ヴァレッタは坂の多い街。右に左に坂道が続いています。
 
坂道が下って~、登って~。その先が湾です。
ボールを転がしたら取りに行くのが大変だ~!
大通りより一本手前に待機している山車
大通りのリパブリック通りは賑わいを見せ始めています。
出店も増えてきました。
テンション上がるね~。カーニバルが楽しみ
X5に乗車し空港へ
カーニバル前日なので、観光客が増えてきました。

バスターミナルに戻り、空港にレンタカーをピックアップに向かいます。

ローカルバスは非常に分かりやすく、安くて便利でした。これがマルタ最後のバス乗車です。

レンタカーは色々調べましたが、空港で借りて空港で返すのが安かったです。

 (2016年2月の為替レートは1€≒125円)

14. ポパイビレッジ 

ホテルの受付でPopeye Villageポパイビレッジ)への行き方を聞くと、

「(車じゃないなら)歩いても30分だよ。」

ということで歩いて行くことにしました。

ホテルから見えるメリッハベイ
ホテルの前にはビーチが広がる
なんかいい感じ
時間があったらあのカフェでビールを飲みたい
シーズンオフでもこの陽気ならビーチチェアで朝寝できる
天気がよく冬でも日光浴をしている人がいます。

時間を気にせずゆっくりと過ごせるのならば私もしたいなあ。

首都であり、一番賑やかなヴァレッタ(Valletta)に滞在していたら、

このようなビーチリゾートの景色を毎日見て過ごせはしなかったでしょう。

世界遺産の町並みを見て過ごすか、穏やかな自然を見て過ごすか、

滞在先をどちらにするか悩むところですが、私は今回のプランニングはベストだったと思います。

お値段重視で決めたんですけど、この選択は大当たりでした。

季節は冬(2月5日)。シーズンオフだからこそのんびり出来そう
少しずつホテルから遠ざかってきた
透明度が高い海
海と空の青のグラデーション
海岸を撮影しながらフカフカとした細かな砂浜の上を歩いて行きます。

濡れた砂浜の方が乾いたところよりもしっかりしていて歩きやすいんですね。

脳裏に収まりきれない素敵な景色に感動。

もっとゆっくりと滞在したいなあ。

波の打ち寄せる音、風の音に耳を傾け、色々な角度から湾を眺めてしばしのお散歩。

メリッハ ホリデー センター(Mellieha Holiday Centre)を横切る

メリッハ ホリデー センター(Mellieha Holiday Centre)についてはホテルの人に聞いていましたが、

公共の建物かと思いきや、宿泊施設でした。

広大な敷地内にスイミングプールや複数のレストラン、そしてバンガローがありました。

「POPEYE VILLAGE」の標識に沿って進んでいきますが、

「PRIVATE RESIDENTS ONLY」と書かれていたのでやや早歩きで進みます。

いつの間にかホリデーセンターを通り抜けていた
小高い所に見える所もメリッハベイに面している
南国だね~。樹木化してる
のどかな田舎道をひたすら歩く
この写真の道を真っ直ぐ歩き、右に曲がっていきます。

目的地のポパイビレッジは見えないが、この先のまだ先
標識はほどんどない
農地も所々ある。石垣が素朴な感じ
右側に馬小屋と馬が見えてくる
歩きで行くとこの道を多分通る
着いた~!!やっと来れた!
思っていた以上に時間が掛かりましたがポパイビレッジに到着しました。

ビレッジに入る前に帰りのバスをチェック
1時間に1本。次のバス停Ghadiraで乗り換えが必要
ここのバス停の名前がPopeye Village、そして次のバス停までの所要時間が6分、と書かれてある
このかわいい建物がチケット売り場
ポパイ村のマップ
チケット売り場へ。入場料は、一人10.50€。クレジットカードで支払いました。

この先に広がる景色に期待度が高まる
うおー!!期待を裏切らなかった!
湾の一部がポパイ村になっている
カラフルな屋根や壁、建物もアニメを再現
ペンキを塗り替えている人はキャストでなく職人だった
カラフルな色合いの壁がかわいい
ポパイに登場するキャスト達と一緒に演じることが出来る
建物の前で撮影してくれ、データを確認する

チケット(入場料)には

○フリーポストカード
○フリーフォト(スタッフが手持ちのカメラで撮影し、プリントしてくれる)
○フリーグラスワイン

が含まれていました。

オフシーズンや悪天候でなければボートトリップが出来るようですが、

今回はその代わりがフリーフォトになっているのだと思います。

撮影した画像をスタッフと一緒に確認し、その中から好きな写真を選びプリントしてもらう
建物の中の一つ
屋根の曲がり具合が素朴でいい
レストランやカフェではフリーWIFIを提供
ただ、電波の接続はいまいち
カフェの店内
カフェのバルコニーにて
入場料に含まれていたグラスワインをいただきにカフェへ。

ワインというよりジュースのような味だけれど、この景色に乾杯。

チケットの半券にフリーサービスを受けるとチェックがつけられる


古びた感じに作られた家々、使用感があるようによく作られている
湾に面した海は断崖絶壁に囲まれる
帰る前、何度も振り返って景色を眺める
ビレッジ内を見て回るのは1時間もあれば十分かと思いますが、

レストランやカフェでのんびりこの景色を眺めながら飲食をすると数時間は要りそうです。

バスは一体いつになったら来るんだ!
時刻表にあるバスの時間より10分以上前に行っていたのですが、

待てども待てどもバスは来ません。

しびれを切らし歩こう!と何度も思ったのですが、

ここまで待ってバスが通り過ぎたら嫌だな、と思い直し待ったのですが、

定刻より35分も遅れて101のバスがやっとのことで来ました。

バスに乗車し、一駅でGhadiraに到着。その時間はたったの5分でした。

時刻表が当てにならないバスを待つくらいなら歩いていけば良かった…!

せかせか、イライラしないでのんびりしましょう、というところでしょうか。

ポパイビレッジは一見の価値がありました。行って良かったです。

首都ヴァレッタからは41か42バスに乗り、約1時間、そこから101に乗り継ぎます。

片道1時間以上掛かりますが、他では見られないおススメの絶景スポットです。

バスの時間に左右されないレンタカーだと駐車スペースも十分あるので便利です。
 
 (2016年2月の為替レートは1€≒125円)